14歳のあたしへ
大丈夫。いい方向へ向かっているのがわかる。変化。それでも不安。悲しい。押し潰される。
今、寄り添ってあげたいあたしの中の可愛い子、愛しい子は、14歳になった。中学生にまで成長したよ。
布団を被って泣いている。夕方まで、ベッドの中で。
橋本先生もいるし、平塚先生もいる。中條先生も。そして、何よりも、今のあたしが、いる。ついていてあげるからね。いつまででも。
何も言いたくない、言えなければ、そのままで、いいよ。大丈夫。いつまででも、あたしはここにいるから。君が泣き止むまで。不安じゃなくなるまで。ここにいるから。