傷ついたの？

嫌なものから逃げようとしてるやろ。そう言うのって周りから見るとバレバレなんだよ。

みんな好き、みんなと仲良し、は誰もすきさじゃない、誰とも仲良くない、っていうのと同じことだからね。

深そうに見えて浅いよね。

人生で代えが効かないほど大好きだった人たちからふいに投げつけられた言葉。
全く自分では意識してない角度から、思っても見なかった言葉を放たれるんだ、いつも。
そして、抜けないトゲのように私の心に突き刺さって、長い間私をジクジクと傷めつけてきた。

…でも、私はこの言葉たちをもう捨ててしまいたい。放り出したい。

あの人たちは私のことをジャッジしたんではなくて、
私の中に自分のことを投影して見てたに過ぎないんだ。そしてそんな私のことを傷つける言葉を放ったんだ。

今ならそう、分かる。
私の愛していた彼らは私の中に彼ら自身の嫌だったり嫌いな部分を重ね合わせて、私を通して他でもない自分自身を見ていたに過ぎないんだ、よ。

そんなものに傷つくの？

境界を設定しろ。彼らに(いかに愛している人たちであろうと)私を侵犯させるな。
ましてや、過去の存在である人たちに。
「今のわたし」を売り渡すのか？
他でもない、誰のものでもない、「今の自分」を。

バイバイ、今までありがとう。