still looking for the words to say.
俺達色々大変だったけど、みんなには何も考えないでただ聴いて欲しい。聴けば分かってくれると思う。みんなの手元に届くまであともう少し。ドキドキする。 pic.twitter.com/5hQ6JeBenW
— BOOM BOOM SATELLITES (@BBS_nakano) 2015, 1月 15
闘病とか脳腫瘍とか、リスナーが音楽を聴くうえで余計な負荷がかかることは望んでいないのだけど、事実なのだから仕方がない。しかしこのアルバムはそんな事はどうでもよくなってしまうぐらい、しなやかで強くて美しくて、そして深海のように深い。 pic.twitter.com/E6eOpwkh9U
— BOOM BOOM SATELLITES (@BBS_nakano) 2015, 1月 15
2014.12.31 中野さんのブログ
僕が言いたい事は、再発と治療の間、アルバム制作とライブを一切キャンセルすること無く走りきった川島道行にどうか拍手を送ってやって頂きたいということです。あんな事をやってのける精神力は隣にいる自分にもよく理解できないぐらいだった。本当に凄いとしか言いようがないくらいなのです。
そんな川島も今は少しずつ元の生活のペースに戻りつつあります。ファンの皆さんはどうか安心してください。
2011年の震災の時、命の儚さと尊さを思い知らされましたが、現実に側にいる人間の儚さにあらためて翻弄され、同時に何故この人は歌うのだろう、何を表現しようとしているのだろうか?という根本的な疑問に挑む事となりました。川島は与えられた余生をレコーディングとライブをやることに費やそうとしていたのです。
そして、SHINE LIKE A BILLION SUNSという素晴らしいアルバムが完成しました。僕たちは死の恐怖と戦いつつも、生の喜びを純粋に感じながらアルバム制作に取り組む事ができた。過度に感傷的にならず、音楽そのものに集中する事ができた。激しく、美しく、優しい音楽に胸を打たれながらアルバム制作をフィニッシュする事に成功しました。
僕たちは命に終わりがある事に対する実感が人一倍強い。人生の美しさ尊さをよく知った上で音楽活動をしているはずなのです。沢山の人に共感してもらえる音楽が生まれたと思います。このアルバムだけは絶対に聴いて欲しい。耳と心を澄ませて、聴いてみてください。時にラウドに、時に繊細に奏でられるライフストーリーです。音楽表現のアルティメイトと言っても差し支えないない作品だと思います!